星 - 小ゲイマガカリ - 二間高バサミ

星の小ゲイマガカリに対して二間高バサミはバランスの良い手であり、プロの間でも非常に多用されます。

基本図とプロの統計値

go pattern searchで検索したところ、
① 低い両ガカリ
② 三三入り
③ トビ
④ 高い両ガカリ
という順番で打たれています。
ただし、3のトビは左上に援軍(白石)がある場合のみに打たれる手のようです。
(;FF[4]GM[1]CA[UTF-8]AP[besogo:0.0.0-alpha]SZ[19]ST[0]AB[pd]AW[nc]AB[kd]CR[dd]LB[le:5][ne:3][pf:4][qc:2][qf:1])

② - 三三入り

最もポピュラーな定石の1つです。
Bは右辺の□のあたりに黒石がある場合のみ打ってください。
(;FF[4]GM[1]CA[UTF-8]AP[besogo:0.0.0-alpha]SZ[19]ST[0]AB[pd]AW[nc]AB[kd]AW[qc]SQ[pj](;B[pc];W[qd];B[pe];W[pb];B[ob];W[qb];B[oc];W[qf])(;B[qd];W[pc];B[od];W[oc];B[nd];W[md];B[me];W[le];B[ld];W[mc];B[mf]))

③ - トビ

トビは左上に援軍(白石)がある場合のみに打たれる手です。

③ - トビ その後

トビの定石のその後ですが、黒は3通り選択肢があります。
A(ケイマ):右辺を拡大することができます。右下に黒石が構えているならばここが有効でしょう。
B(ヒラキ):黒石を安定させます。右辺黒があまり強くないならばコレ。
参考図:上辺を封鎖することができます。左上が地になりそうな場合有効そうです。

① - 両ガカリ(低)

多様な変化に富みます。
ここでは、基本の5種類の変化について示します。
多いように思えますが、結構な確率で外ツケのときと同じ形になります。
・外ツケ(A) → 確定
・内ツケ(B) → ハネ有か無で2通りずつ
・内ツケ・ハネ有 → 外ツケとほぼ同じかツケノビのツケ定石
・内ツケ・ハネ無 → 外ツケとほぼ同じか黒外勢を取る定石

④ - 両ガカリ(高)

低い両ガカリほどではないものの、多様な変化に富みます。
ここでは、基本の3種類の変化について示します。
低いカカリのときとはあまり同じ結果にならないですが、そこまで難しい定石はないと思います。
入門者(15級まで)のための定石
その他